よくある、困った問題行動はたくさんありますよね! 今後も随時いろいろな問題行動を飼い主さんにわかりやすく載せていきます!    
     ■ 分離不安    
         
 

 

 

 これはお留守番の時によくみられる問題です。 お留守番させると長時間の吠えっぱなしになる、トイレ以外の場所で粗相する、お出かけや帰宅時になると異常に興奮するなどの症状が代表的です。 それ以外にも犬が自分の手足を執拗になめたり、かじったりなどもあります。 分離不安はトレーニングで改善できる場合もありますがパニックを起こして破壊行動をとるまでいくと、獣医さんと連携していくケースもあります。

 分離不安になる原因は必ずコレ、という特定はできませんが一般の家庭の場合、過剰な溺愛や過保護に扱ってる事が原因といわれてます。 お出かけ前に「いってくるね〜」、帰宅直後の「ただいま〜」などの声かける方は多いですよね。 これだけでも犬をひとりぼっちにさせるスイッチになるのです。

 デリケートな問題ですので上記にあてはまる方はどうぞご相談ください。

   
     
     
     ■ 異物を食べてしまう    
         
 

 

 

 お散歩中でも室内でも食べ物以外の物を口にするのは人間の赤ちゃんでもありますよね。 人間の赤ちゃんの場合は一緒にいる大人が気をつけますから開腹手術になるなどの大騒ぎはめったにないと思います。 犬の場合、人間の赤ちゃんよりも口があらゆる意味で達者です。 食べていいもの、いけないもの、この判断は子犬にとってはわかるはずもありません。 成犬でもおいしい匂いのついた焼き鳥の串などを食べてしまう事はよくあります。

 対策としては、とにかく飼い主さんが注意することです。 イタズラ好きの犬ならなおさらの事です。 室内には犬の届くところに物を置かない事からはじめましょう。 万が一、誤飲してしまった場合、30分以内ですと口から吐かせることができやすいそうですが、それ以上時間がたつと胃から腸へ移動するので手術になりかねません。 異物が胃で止まってしまい、胃捻転や胃拡張などの病気を引き起こすかもしれません。 レントゲンに写らない異物の場合、命を落とす危険性も十分にありますので、とにかく気をつける事が大切です。